アミノ酸系
アミノ酸系界面活性剤
向いている人:乾燥肌・敏感肌の方、ダメージ毛の方
注意が必要な人:脂性肌でしっかり洗いたい方には物足りない場合も
この成分とは
グルタミン酸、アラニン、グリシンなどのアミノ酸を原料とした洗浄成分です。肌と同じ弱酸性で、必要な皮脂を残しながら洗えるのが最大の特徴。成分表では「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルグリシンK」などの名前で記載されています。市販シャンプーの中でも「アミノ酸系シャンプー」と謳う製品は増えていますが、成分表の2番目にアミノ酸系成分が来ているかどうかが本物の見分け方です。2番目が硫酸系やオレフィン系で、3番目以降にアミノ酸系が少量入っているだけの「なんちゃってアミノ酸系シャンプー」も少なくありません。
仕組み
アミノ酸の親水基と親油基のバランスにより、マイルドな洗浄力を発揮します。泡立ちは控えめですが、頭皮への負担が少ないため、毎日のシャンプーに適しています。ただし洗浄力がマイルドな分、スタイリング剤を多く使う方や皮脂分泌が多い方は、予洗いを3分以上行わないと汚れが落ちきらないことがあります。「アミノ酸系シャンプーなのに合わない」と感じる原因の多くは、この予洗い不足か、そもそも脂性肌にはマイルドすぎるかのどちらかです。
ソムリエの目:処方全体で見ると
アミノ酸系シャンプーが「合わない」と感じる方には3つのパターンがあります。1つ目は予洗いが足りないケース。2つ目は脂性肌なのに乾燥肌向けの処方を使っているケース。3つ目は「なんちゃってアミノ酸系」を掴まされているケース。成分表の2番目を確認して、本当にアミノ酸系がメイン洗浄剤になっているか見てください。本物のアミノ酸系で、予洗いもしっかりしているのに合わないなら、あなたの頭皮にはもう少し洗浄力が必要なのかもしれません。タウリン系やベタイン系との違いを比較して選ぶのも良いでしょう。